DMC

3連休は1日だけ外出。映画見に。

で、DMC(デトロイトメタルシティ)を観たわけです、またまた原作も知らずに。しかしこれが思っていた以上に面白かった!ジーンシモンズの後ろでマーティフリードマンが弾いてるんですよ!?邦画に出演してること自体なんかおかしいことになってるんですよ。

話は飛びますが、中学高校の頃バンドブームがあったりしたおかげで、洋楽ロックの王道どころはクラスでCDの貸し借りみたいなのである程度聞いて、その後CDのジャケ買いというか帯買い(帯のバンド紹介文だけで買う)みたいなのが流行りました。ジャケットにドクロはデフォ(笑)、帯にメタル界最強~とか最速とか、そんなん書かれてるを見つけては買って聴いてガッカリして、たまにウオォォ!みたいな(笑)。田舎だったのでみんなミニコンポとかじゃないの、普通サイズコンポで大音量。朝はデスメタルの振動で起きるみたいな。

マーティフリードマンが居た頃のメガデスは結構好きでしたが、ANTHRAXやパンテラやナパームデスを好んで聴いてた知り合い曰く『ポップス』だとw いいじゃんメロディアスでも・・・、だってちょっと前まで宮沢りえ・工藤静香・南野陽子聴いてたんだ是?(一応その間にイカ天ブームがあって、同郷の人間椅子やマルコシアスバンプ、ブランキージェットシティ、たまなどは聴いてた) 楽器始めてからはギターリフに嵌って、ガンズやAC/DC・メガデスがもの凄く好きに。とにかくアンガスヤングになりたくて、ビデオ擦り切れるまで見てたなぁ。

当時は雑誌BURRN!とかヤングギターとかに載ってる人たちは地球レベルで活躍しているもの凄い人達で、別次元の人達なんだ!とそう信じきってて、初めて見た洋楽ライブがローリングストーンズの東京ドーム公演で、アリンコのように小さいミックやキースを見てそれだけで感動してたものです。で、上京してヲタになって(早っ笑)、いつだったかなぁ・・・日本の地上波でタレントと共演しているポールギルバートやマーティフリードマンを見たとき、なんかいろんなものが崩れていった・・・。しかもポールはアキバの石丸かどこかでイベントまでやってた・・・。行こうと思えば行けたけど、既にもっと優先度の高いイベントの先約がありましたので(自分も変わってた・・・w)

DMCはそんな時代を思い出しつつ楽しめた映画でした。出てくる風景も知ってるスポットばかりで、例えばタワレコ渋谷店が猛プッシュしてたのがわかるぐらい使われてたりとか、タワレコはす向かいのCAFEは存在するのか?とか、松山ケンイチが体くねくねさせながら路上ライブをしていたのは下北沢で、ゆみかちゃん舞台で何度もあの辺通ったばかりだなぁとか、最後の決戦の場となるホールがパルテノン多摩(多分外観だけ使用)だったりで、今DMC見てる映画館の隣の隣の駅じゃん!とか(笑)

さらに最後にスタッフロールで「濱田万葉」ですよ!!バンドブームよりさらに前に遡ると、小学生の頃からの愛読書が「月刊明星」だった時代に辿りつくわけで(上京する前からヲタじゃん・・・)、もちろん当時のドラマ「いつか誰かと朝帰りッ」も見てたんで濱田万葉は知っとりますよ!西田ひかるのコンサートスタッフもしたことありますよ!しかしながら濱田万葉、どこで何役で出てたのかわからない・・・w

まぁとにかくココまで昔の記憶を呼び起こしてくれる映画は初めて。松山ケンイチのくねくねしたキモさや、加藤ローサ(たまにふかさやに見える時があるのは自分だけ?)のヒヨコパンツも見所ですが、現場を知りすぎたゆえに世界のスケールが縮まった気がして悲しくなってみたり・・・。1,000円の日に濱田万葉探しにも1回見るけどね。


AIS少年のこれまでの生い立ちを纏めると

アイドル(地方系ヲタ)→ロック→バンド(コミック系だけど)→パチンコ(人生挫折ポイント)→勉強→現場系ヲタ

巡ってる。

Copyright © All Rights Reserved · Green Hope Theme by Sivan & schiy · Proudly powered by WordPress